長野県唯一の注文住宅専門のアトリエ建築設計事務所
お電話でのご相談は・・
0263-51-0318

2月20日・23日の防火性能試験結果

木造枠組壁工法によるボードアンドバテンサイディングとチャネルサイディングの防火構造・準防火構造は、防火性能
を満たすことが確認できました。
2月20日・23日には財団法人建材試験センターにて試験公開を行い、全国から25名が参加しました。

 

bouka1.jpg 

bouka2.jpg 

チャネルサイディング/準防火構造

防火性能試験燃焼後

bouka3.jpg 

bouka4.jpg 

外壁壁下張材の状況

内壁及び内部躯体の状況



 

「住まい手」が主人公になる「住まいづくり」

 

わたしたちの「ライフスタイル」は多様化しました。
それは、テレビ・ラジオや新聞・雑誌からの情報はもとより、海外での生活体験をする機会が増え、インターネット等により容易に「ライフスタイル」の情報入手ができるようになったことと、これまでと違った仕事や家族構成、地域活動の変化によるものです。
 「ライフスタイル」が多様化すると、これまでの「住まいづくり」では対応できなくなってきました。
そのため、わたしたちは「ライフスタイル」に応えられる「住まいづくり」を探し求め始めています。
わたしたち住宅建築家は、住まい手の想いを現実のものにする為、"住みたい家をつくる"お手伝いをします。多様化した「ライフスタイル」にも、住まい手とのコミュニケーションを図り、提案・検討を行い対応します。また、できるだけ住まい手の想いを入れた「住まいづくり」をするために、夢と現実(資金や規模等)のバランスを図ります。
私たちは、「住まい」はそこに住まう人の背景であるべきと考えます。例えていえば、住まう人が主人公、色あいはその人の「ライフスタル」、家はキャンバスだと考えます。

 

 

わたしたちをとりまく環境を取り入れた「住まいづくり」

 

信州は住まいをとりまく環境に恵まれています。周囲には四季を感じさせるものが数多くあります。
たんぼの稲の成長(田植え・穂出し・稲刈り)や畑の作物、周囲の山々の木々のうつりかわり(新緑・花咲・紅葉・落葉)、ツバメや白鳥・カエルやトンボ、月・星・太陽や風・雲・雷や雨・霜・雪にです。
また、行事(入学・鯉のぼり・祭り・花火・運動会・三九郎など)にも季節を感じることができます。
澄んだ空や夜の星を眺めたり、周囲の山を眺めたり、田畑を眺めたり、その環境を「住まい」に取り入れることができたら、わたしたちの「ライフスタイル」はもっと豊かになるにちがいありません。
「住まい」は外気に接する面(外壁・屋根)が5面あります。その5面を活用することによって、周囲の良好な環境を「住まい」のなかに取り入れることができます。また、住まい内部空間と外部空間をつなげるための中間領域を工夫することによっても、周囲環境を楽しむことができます。 

 

 

「住まいの設計を依頼する場合、住宅設計事務所の設計・監理料はどのくらいですか?」
住宅設計の設計料の算出には、大きく分けて2つの方法があります。
1つは工事金額に対する料率(%)で求める方法、もう1つは設計に費やす設計者の時間に対する報酬額(¥/時間)によるものがあります。
 前者の場合、極端な例として同じデザイン・規模で仕上材に金箔を使ったものと、単価のひじょうに安いものを使った場合、工事金額はかなりの差が生じ、設計料も違ってきます。しかし、住まいをつくるための設計図の内容はさほど変わりはしません。住まい手にとってみれば納得いかないところだと思います。
後者の場合は、設計事務所によって時間に対する報酬額は異なります。それは設計事務所の雇用人数や会社の場所等により、直接及び間接経費が異なるためです。しかし「住まいをつくる」ために必要な図面等の成果物を作成するのに要する時間、現場監理に要する時間を明確にするため、住まい手にとっては納得できるものと思います。
弊社では時間に対する業務費用による設計・監理料を設定しています。

 

「注文木造住宅専門のアトリエ建築設計事務所とはなんですか?」
建築設計事務所は、設計する建物種別(住宅系・店舗系・官庁系・工業系等)と専門技術(意匠・構造・設備・土木・都市計画等)、事務所の規模(体制・設計者人数等)により大きく分けられます。
弊社は木造住宅を主体とし青木和壽をデザイナーとした意匠系アトリエ建築設計事務所です。

 

「建築設計監理業務とはなにですか?」
設計業務の内容は大きく三つに分かれます。企画段階の『基本計画』、具体的に住まいを構築するための『基本設計』、工事見積りの使用と工事契約書に添付される図面作成の『実施設計』です。
この中で一番重要なのは『基本計画』です。『基本計画』(資金計画、スケジュール、すまいの規模、ライフスタイル、デザイン等)がしっかりしていないと、『住まいづくり』は住まい手にとって納得いかないものになってしまいます。
住宅建築設計事務所は具体的に見えていない「住まい」をこの『基本計画』にて紙面上に表し、住まい手と共通認識を持つようにするため、『基本設計』に時間を費やします。
監理は、住まいづくりのコストを決め施工者の選定を行い、住まいが出来上がるまで設計図面の内容や関係法令にそった施工がなされているか確認する業務です。
弊社は基本計画から監理までを一貫して行います。

 

 

 

1月21日の防火性能試験結果

木造軸組工法によるボードアンドバテンサイディングとチャネルサイディングの防火構造は、防火性能を満たすことが確認できました。
1月21日には財団法人日本住宅・木材技術センターにて試験公開を行い、全国から77名が参加しました。

 121kaizyou.jpg

121sikenn1.jpg 

防火性能試験前の説明

試験状況



 121siken4.jpg

121sikenn2.jpg 

121sikenn3.jpg 

試験体
ボードアンドバテンサイディング
オイルスティン塗装

試験炉から試験体を外す様子

燃焼後の状況



 

2008年10月号

窓で失敗しない方法

 

 

2008年9月20日

国産材を使うチャンスを生かそう

 

 

2008年6月号

外壁にニッポンの木を使おう

 

 

2008年 2月号 温暖化対策としても考えたい地域材活用
  信州カラマツサイディングの開発事例

 

 

2008年1月21日

窓のある風景

 

 

2008年1月16日

「四賀アカマツ」活用策は住宅建材向けにブランド化提案

 

 

地場信州木材を使って「住まい」を建てるには どうしたらよいか小冊子を差し上げます。

 

弊社が取り組んでいる「信州の木」を使って住まいを建てる方法についてまとめた小冊誌を差し上げます。
建築専門誌「建築知識」や「新建ハウジング」にも掲載されている内容です。
ご希望の方は弊社に問い合わせ下さい。
尚、一般エンドユーザーに「信州の木」の活用を促すため配布するものです。
建築・不動産関係者等への提供はお断りします。

 

 

2008年度インターンシップ募集は終了しました。

 

 

2007年10月10日

つくり手が薦めるこだわり自然素材 Vol.1

 

 

2007年9月24日

木製サッシュの家

 

 

2007年 7月号 設計者による材積計算は無駄?
  地元の木材は購入しにくい?
  地元の木材って高いの?

 

2006年8月より新建ハウジング+1に掲載しているプレゼンテーションの内容です。
実際に建てた住宅の注文木造の住宅専門の和建築設計事務所ならではのプレゼンテーション内容です。


内容を見る PDF

5人家族の家 8月号

2人の家 9月号

1人の家 10月号

2地域居住の家 11月号

30代の家 12月号

セルフビルドの家

信州カラマツの家

2007年5月の新建ハウジングに掲載したものです。
海外の住宅産業(ホームショーや建材メーカー)を観て
また住宅建設現場の話しを聞くなかで、今後の住宅
構築を考えてみました。


掲載文をみる

2005年11月から2006年2月まで
新建ハウジング+1に執筆した内容の一部です

 

「売る」から「つくる」を考える

 

量の充足より、質の向上が求められる現代。住宅分野も、効率化によって利潤を追求する大量供給型の住まいづくりが、個々の質を追求する住まいづくりへと転換している。
そのなかで、設計事務所や工務店は、どのような提案をしていけば個々のエンドユーザーの要求に応え、満足を引き出せるのだろうか。私は、設計事務所や工務店自身が、その提案能力を十分に発揮できない状態を、自らつくり上げてはいるのではないかと感じる。
まず、提案手法から見直してみてはどうかとススメたい。プレゼンテーションにおいて、エンドユーザーは、自分たちのライフスタイルに即した提案を望んでくる。ライフスタイルとは、その人なりの生活の様式だ。
私は、最初のプレゼンをパソコンによる機械的な提案書で行うことがすでに、マイナス要因だと思う。つくり手側はパソコンを使うことで時間とコストを低減でき、多数のエンドユーザーに提案できるメリットがあるが、当のエンドユーザーは、それを慣例化したサービス程度にしか、もはや思っていないからだ。
空間構成の要求は満たされても、自分たちに固有のライフスタイルがどれほど満たされるのか、機械的な提案書ではイメージを膨らませにくい。プレゼンの時点で疑問をもたれてしまったら、仮に契約してもうまくいかない。
椅子や食台といった西洋家具(=「あしらえ」と呼ぶ)を軸に「ないものはつくろう!!」と提案してきたが、今回はそのまとめをしてみたい。家具を切り口に「ライフスタイル」を再考してきたのは、それがつくり手のなかで固定化されつつあると感じたからにほかならない。もっともっと、エンドユーザーの要求と深く向き合うべきだと私は思う。そうすることで、つくり手側と住まい手側の問題点が整理でき、今後の展望も開けると考えるからだ。

 

1 つくり手側の問題点

パソコンデータによる提案書は、データ管理のメリットはあるものの、自らの提案領域を狭くし、多様化するエンドユーザーの要求に応えきれない。

 

 

■住まいづくりは既製品のパズルではない

 

「住まいをつくりたい」と依頼された時から、実は、設計事務所や工務店は「ないもの」をつくり始めている。その意識を強く持とうと、私は言いたい。
商品企画化された住宅の情報が住まいづくりの基準のようになっている現在、早期完成を求めるエンドユーザーの希望と利潤を求めるつくり手の思惑が、工期を急がせ、提案内容をじっくり検討する時間を削っている。さらに、なかばマニュアル化した提案書の作成が、「ないもの」をつくり始めているのだという意識を薄めている。また、提案者に情報の引き出しが少なく、整理もされていないため、過去データによる住宅形式をなぞったり、周囲の既存住宅を模倣したりしているケースも多すぎる。これなども、「ないもの」をつくるという意識を希薄にさせる要因だ。ものづくりに最も重要な、独自の発想と、それを検討する時間の確保ができないのであれば、やはり、多様化するエンドユーザーの要求へ対応するのは難しい。

 

■ライフスタイルが形式化してきている

 

企画住宅を主軸とする場合、ライフスタイルに沿った提案をうたっていても、実際はエンドユーザーと真に向き合わず、あらかじめ用意した規格に顧客の生活をあてはめるような住まいづくりとなる可能性がある。プランなどを規格化することは、本来、型にはまって個性に乏しいものだ。理想の顧客を絞り込むしかけは必要だが、つくり手側が単に住宅形式を固め、そこにヒットするエンドユーザーだけを相手にする姿勢では、やはり、多様化する要求に応えられない。住まいづくりのリスク回避は、結局のところ、エンドユーザーと議論し、メリットとデメリットを明確にしていくプロセスを経ることにしかない。その議論ができないエンドユーザーには、議論する内容の教育が必要となる。臆せず立ち向かうことをススメたい。現代のエンドユーザーは、一般的に、建売住宅やマンションを中心とした住体験しかない。核家族化によって、周囲の人(祖父母など)から学んだ経験も乏しい。住まいづくりについての知識も、当然不足している。その知識不足を逆手にとり、つくり手の形式を押しつけてはならないと思う。住宅のデザインと、その住宅が提案しているライフスタイル(=例えば自然志向・健康志向)とにギャップのあるケースがある。それは、住まいづくりを良く検討していないと一見してわかる。つくり手がエンドユーザーの要求を無理やりはめ込んでいるか、要求をまとめきれない場合に多い。エンドユーザーは「自分の求めていたのはこの住まいだったのか」と、疑問を持ち続けることになる。

 

■相互の情報を伝えあうことが大切

 

ものづくりは、エンドユーザーとつくり手双方の情報伝達が重要になる。具体的には、エンドユーザーの伝え方、つくり手側の理解する能力(=エンドユーザーの要求するものを理解するための形式)。このコネクトが重要となる。エンドユーザーもつくり手も、このコネクトが簡単にでき、早くつくり早く手に入れることを望んでいる。時間短縮には、いくつかのパターンを決めた現物をあらかじめつくり、選択させることが効果的―。確かにそうだと思う。

エンドユーザーも自覚していない住まいを、議論してかたちにする

 

2 エンドユーザーの問題点

 

 

■思いを語れないユーザー

 

コネクト部分を簡素化し、早くつくり早く手に入れることができれば、生産流通の効率が上がり、利潤も大きくなる。ビジネスとしての「うまみ」も出る。すると今度は、不良品などによる損害を回避するため、保証・保険の制度をつくる。
これが、現在の住まいづくりの主流だ。住まいに関わるすべて、生活全般に当てはまる。しかし今日、エンドユーザーは、こうした供給では手に入らない住まいづくりを望み始めている。本当にほしいモノ、自分たちがつくりたいモノ、大事にしていきたいモノを理解してくれるつくり手を、本気になって探し始めている。そこに応えていこうと、私は思っている。
エンドユーザーは、企業の宣伝内容が、あたかも標準であり、それを手に入れることで自身のライフスタイルができると思い込んでいたりもする。特に、30 代・40 代の層は、先ほど述べたように、住体験も未熟。自ら働き、周囲と関わり、いろいろなことを経験していくなかで生まれるリアルな生活様式ではなく、知識としてとらえた生活様式を追い求めていたりする。ましてや、情報が氾濫(はんらん)するにつれ、リアルな生活様式はどんどん見失われる。そこをエンドユーザーは認識してほしい。また、エンドユーザーは住まいへの思いを語れないといけない。

 

■体験のないユーザー

 

数10 年前までは、地鎮祭や上棟式・竣工式による住宅の公開が地域のなかで行われ、多くの人が住まいづくりを日常的に目にすることができた。しかし最近は、建設中の住宅を公開するどころか、内容や進ちょく状況を隠し、現場を公にしない風潮がある。
エンドユーザーの求める「ライフスタイル」を構築するためには、前向きな打ち合わせが必要。打ち合わせ図面・資料の作成や打ち合わせの時間は十分に確保したい。計画段階で要求をすべて提示させる手法も整える必要がある。「ライフスタイル」も含め、計画段階での共有意識構築が、住宅建設が開始されてから「施主が何をつくりたいか分からない」という問題が発生するのを解消する。
これは、大量供給型の住まいづくりによるリスクを低減させるため、つくり手がそうしてしまったものだ。そのため、親しい間柄に住宅を建てた者がいても、その様子に触れることができない。住宅建設に限らず、住まいに関わるすべてのことに、エンドユーザーは触れる機会を無くしてしまっている。体験のなさを情報で補おうとするため、現実と理想のギャップが大きくなっている。素材の質感が分からない人も多くなっている。

 

3 問題点を解決するポイント

 

 

■要求に応えてこそプロ

 

エンドユーザーの要求に対応できる・できないは、最初に結論があって、可・不可を答えられるものではない。要は、エンドユーザーといっしょに住まいをつくりあげるんだという姿勢で、提案と実行をしていくかどうかだ。そのなかで、思いや要望を実現するための条件、その際のメリット・デメリットを説明することが、私たちに必要なことだ。住まいづくりのリスクを抱えないために、設計事務所や工務店が必要最小限の提案で済まそうとするのであれば、それはエンドユーザーの要求に応えていないのと同じだ。住まいづくりのプロとは言えない。エンドユーザーからは見下されてしまい、評価は下がってしまう。エンドユーザーの要求に、前向きな姿勢で応えていくのが、プロの責務だと私は思う。

 

■既製ありきから始めない

 

住宅を提案していく時、住まいのデザイン(形態・建材・構造・設備なども含めて)やその内部空間に納められる「あしらえ」は、既製のモノから考えるのではなく、この住まいにはこんなデザイン(形態・大きさ・素材・カラーなど)のモノが必要だと検討し、提案する。その提案が受け入れられ、デザインと機能に合うものが既製のモノにあれば、それをあてはめればいい。

 

■大量生産からの転機

 

エンドユーザーの要求に応える住まいづくりの基本は、その要求を理解すること。そのためには、労力と時間が必要になる。また、住まいができるまでのプロセスは個々に異なり、詳細までのフローを規定化することはできない。そのため、提案から完成まで一貫して携わる能力が必要となる。つまり、エンドユーザーからみれば、つくり手がかける労力に対する代価の支払いまで理解することで、既製のモノを買うことでは得られない、自分たちの生活にとって真に必要なものを取得できるのではないだろうか。私たちの生活のすべてに、大量生産されるモノがあふれている。だからこそ、大量生産できない住まいづくりのプロセスに、エンド
ユーザーの要求を満たすカギがあると思う。住まいを提案するつくり手側が「ないものはつくる」を自覚し、エンドユーザーの思いに踏み込むことが求められている。


 

2007年5月30日号  建材・設備のトレンド 3 木材調達

 

 

2007年5月20日号  建材・設備のトレンド 2 地域密着と国際化

 

 

2007年5月10日号  建材・設備のトレンド 1 木製サッシュ

 

 

2007年3月号  プレゼン実務ノート 表現力を鍛える 最終回 K邸

 

 

2007年2月号  プレゼン実務ノート 表現力を鍛える 第6回 K邸

 

 

○2007年度は建築学を専攻する4人の大学生が参加しました。

 

日本大学 工学部 武藤さん

 2007mutou1.jpg

 

信州大学 工学部 
社会開発工学科 牛山さん

 2007ushiyama1.jpg

 

 

2006年12月号 プレゼン実務ノート 表現力を鍛える 第5回 A邸

 

 

2006年10月号 プレゼン実務ノート 表現力を鍛える 第3回 H邸

 

 

2006年9月10日

業界ニュース・消費者ニーズ「夫婦2人が安心して暮らせる家」

 

 

2006年9月号  プレゼン実務ノート 表現力を鍛える 第2回 K邸

 

 

2006年8月号  プレゼン実務ノート 表現力を鍛える 第1回 U邸

 

 

2006年6月10日

まちづくり、デザイン「宅地分譲+建物プロデュースふさわしいマッチングで」

 

 

2006年2月号 手づくりのススメ 家具編最終回 ユーザーと向き合おう!

 

○2006年インターシップ

建築設計事務所のノウハウや情報を公開して、大学の授業では学べないことを体験し将来の仕事選択の役立てることを期待して、弊社では2005年よりインターシップを積極的に行っています。
8月に工学院大学工学部環境建築学科と建築都市デザイン学科3年生の2人がインターシップを行いました。
建築設計事務所の実務を体験しました。

 2006インターシップ11.jpg

インターシップを終えての2人の感想です。

(将来の自分に期待すること   佐々木 慶太 2006.8.11)
 私は将来個人設計事務所を持ちたいと考えている。
そんな自分に将来期待することは、まずはスタートラインに立つこと。最低35歳。
それまでにどれだけ自分を高めていくことができるのか、それはすでに始まっている。
建築に対する知識やノウハウは当たり前で、どのような特徴を自分が持っていけるかが大切である。それは建築のことばかりではなくもっとたくさんのことを知らなければならないのだと痛感した。すべてのことにおいて何のためにそれを行っているのか、行わなければいけないのか、自分なりに考えられるようになっていたい。 そして、建築に真正面から向き合えること。金、権力、行政、経歴 等の汚い部分とは徹底的に戦わなければならない。建築はそのようなもので成り立っているのではないからである。
そこにはかならず建築を使う人がいて何かを感じとったり、体験したりするのである。
人が使うということ。その人たちにとって本当に大切なもの、大事にしなければいけないことを読み取り、感じとりそれに対して自分には何ができるのか建築を通じて表現して
いきたい。
建築によって人は変われると思う。人が変われば家族・町、村・都市…と、どんどん社会は変化していける。社会を変えてやるとは思ってはいないが、建築も自分自身も無限の可能性があると実感した。 それに向かってどんどん挑戦していけるようになっていきたい。


(将来の自分に期待すること   勝原 敏貴 2006.8.25)
和建築設計事務所でインターンシップを行う前は、地元に戻って就職しようと思ってました。
しかし、青木さんのお話しを聞いて再び考えてみると、東京での就職が将来的に良いのかもしれないと思うようになりました。東京で実務経験を積み、一級建築士を取得し、青木さんのように将来は独立して事務所を開きたいと現時点での理想です。そのためにはゼネコンや設計事務所で勤めて、技術やマネージメント能力を覚えなければいけません。そういう事を意識してこれからの就職活動を頑張っていきたいと思います。
インターンシップでは、就職のことだけではなく、建築の業界のことをたくさん学びました。
日本のサッシュ企業は海外のサッシュメーカーの技術よりも劣っていることや、木材の流通、アメリカの住宅設計の流れ等、大学では学べない多くの体験をしてとてもためになったと思います。また、プロの図面や模型の技術の高さを知ることができ、自分の未熟さを知りました。
インターンシップでこのような体験をし、今の自分に何が必要なのか、また、何が足らないかを確認でき、まだあいまいではあるが、将来何をやっていたいかが分かるようになった。
できれば、事務所を持ち、自分が求める建築を建て、たくさんの人に自分の考える建築を理解してもらえるようになりたいです。

 

2006年 1月号 手づくりのススメ 家具編3
つくる意味を考えよう!!

 

 

2005年 12月号 手づくりのススメ 家具編2
プレゼンしてみよう!!

 

 

2005年 11号 手づくりのススメ 家具編
ないものはつくろう!!

 

[建築家を目指す当社スタッフや独立して頑張っている若者の言いたいことを掲載]

 

まず第一に、インターンシップを通して事務所での業務や地域活性化活動、敷地へ行き色々な説明を聞き、建築に対しての見方や可能性が以前とは自分の中で変わった。
おそらくそれは大学で勉強しているだけでは自分の目や体で感じることができないことだったからだと思う。
自分の知識や技術が足りなければ、自分の造る建築の可能性は減っていく。
それと同時に木材で言えば、実際の山の現状を知らなければまた可能性が減っていってしまうと思う。
将来、自分も独立して自分の事務所を持ってやっていきたい。その時に広い範囲での情報ともう少し狭い範囲での情報をしっかり認識しておくことが必要だと思った。
そして建築とは「人」が主体で「建物」があるということを改めて感じた。
だから自分がそういった事業に関わる時にはあくまで人ありきで考えて、プログラムやソフト面をしっかり固めて、1年の間そこでの人の生活はどうなのか、また5年後、10年後そこはどうなるかしっかり考えた上で行っていけるようになろうと思う。

 

[建築家を目指す当社スタッフや独立して頑張っている若者の言いたいことを掲載]

 

インターンシップという社会を知る機会を建築設計事務所で研修するという形で得て、学ぶことの多い時間を過ごしました。
地方の事務所がどのようなものなのか、青木さんの話や地域との交流などから学ぶことができました。
業務的なことだけではなく、今までの自分の周りの環境とは違う場所で生活し、仕事を手伝い、色々な人と交流をしたことで今の自分に足りないもの、技術面といったものだけではなく、気持ち的なもの、内面的なものも含め気づかされることがとても多かったです。
今後自分が設計事務所で働くこと、一級建築士の資格をとることを目標としてやっていくにしろいかないにしろ、目標を見つけたらひたすらそこを目指し諦めることなく熱意を持ち続けていれば、結果として納得し、満足できるものがついてくると思います。

 

 

2005年7月30日

ECOニュース「信州カラマツの活用モデルを提示」

 

 

2005年6月号

特集

木質建材の魅せ方 使い方

「木質建材のデザインの法則」

 

 

2005年6月号

特別企画

追悼・丹下健三100人の証言集 特集不況に負けるな!〔経営+営業〕裏成功マニュアル

 

 

2005年5月10日

「オープンハウスを訪ねて」

 

 

2005年 5月号 特集 木材〔100樹種〕仕上げ活用事典
外部に露出したウェスタンレッドシーダーの柱
ウェスタンレッドシーダーのシングルを壁一面に張った内装

 

 

2005年1月14日

完成予定の住宅上棟を公開

 

 

2005年1月1日

納得のコストでつくる家

 

2005年夏
工学院大学 都市デザイン科3年の学生2人がインターンシップにやってきました。
10年後の建築家を目指し、住宅建築設計事務所の実務を経験していきました。
来年もインターンシップを受け入れます。大学で建築を学んでいる学生の皆さん、是非参加してください。
image129.jpg 
インターンシップの課題である
前田木藝工房三城シューレ寄宿舎の模型製作。楽しそうですが、完成できるのか。
 
 image130.jpg
インターンシップの課題として「地域活性化活動/入山辺フォレストクラブ」への参加。
2人で何をしているのか。一生懸命カモフラージュされた楊枝を探しています。(昆虫の生態勉強です)

インターンシップに来た2人に将来の自分について書いてもらいました。

〈将来の自分に期待すること 鍛治 信彦君  2005.8.12〉
インターンシップという社会を知る機会を建築設計事務所で研修するという形で得て、学ぶことの多い
時間を過ごしました。地方の事務所がどのようなものなのか、青木さんの話や地域との交流などから
学ぶことができました。業務的なことだけではなく、今までの自分の周りの環境とは違う場所で生活し、
仕事を手伝い、色々な人と交流をしたことで今の自分に足りないもの、技術面といったものだけではな
く、気持ち的なもの、内面的なものも含め気づかされることがとても多かったです。今後自分が設計事
務所で働くこと、一級建築士の資格をとることを目標としてやっていくにしろいかないにしろ、目標を見つ
けたらひたすらそこを目指し諦めることなく熱意を持ち続けていれば、結果として納得し、満足できるも
のがついてくると思います。


〈将来の自分に期待すること 川島 貴洋君  2005.8.12〉
まず第一に、インターンシップを通して事務所での業務や地域活性化活動、敷地へ行き色々な説明を
聞き、建築に対しての見方や可能性が以前とは自分の中で変わった。おそらくそれは大学で勉強して
いるだけでは自分の目や体で感じることができないことだったからだと思う。自分の知識や技術が足り
なければ、自分の造る建築の可能性は減っていく。それと同時に木材で言えば、実際の山の現状を知
らなければまた可能性が減っていってしまうと思う。将来、自分も独立して自分の事務所を持ってやって
いきたい。その時に広い範囲での情報ともう少し狭い範囲での情報をしっかり認識しておくことが必要だ
と思った。そして建築とは「人」が主体で「建物」があるということを改めて感じた。だから自分がそういった
事業に関わる時にはあくまで人ありきで考えて、プログラムやソフト面をしっかり固めて、1年の間そこで
の人の生活はどうなのか、また5年後、10年後そこはどうなるかしっかり考えた上で行っていけるように
なろうと思う。

 

2004年11月17日

「注文住宅の理想のカタチを公開」

 

前のページへ<<  1  2  3  4  5  6