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2006年インターシップ

○2006年インターシップ

建築設計事務所のノウハウや情報を公開して、大学の授業では学べないことを体験し将来の仕事選択の役立てることを期待して、弊社では2005年よりインターシップを積極的に行っています。
8月に工学院大学工学部環境建築学科と建築都市デザイン学科3年生の2人がインターシップを行いました。
建築設計事務所の実務を体験しました。

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インターシップを終えての2人の感想です。

(将来の自分に期待すること   佐々木 慶太 2006.8.11)
 私は将来個人設計事務所を持ちたいと考えている。
そんな自分に将来期待することは、まずはスタートラインに立つこと。最低35歳。
それまでにどれだけ自分を高めていくことができるのか、それはすでに始まっている。
建築に対する知識やノウハウは当たり前で、どのような特徴を自分が持っていけるかが大切である。それは建築のことばかりではなくもっとたくさんのことを知らなければならないのだと痛感した。すべてのことにおいて何のためにそれを行っているのか、行わなければいけないのか、自分なりに考えられるようになっていたい。 そして、建築に真正面から向き合えること。金、権力、行政、経歴 等の汚い部分とは徹底的に戦わなければならない。建築はそのようなもので成り立っているのではないからである。
そこにはかならず建築を使う人がいて何かを感じとったり、体験したりするのである。
人が使うということ。その人たちにとって本当に大切なもの、大事にしなければいけないことを読み取り、感じとりそれに対して自分には何ができるのか建築を通じて表現して
いきたい。
建築によって人は変われると思う。人が変われば家族・町、村・都市…と、どんどん社会は変化していける。社会を変えてやるとは思ってはいないが、建築も自分自身も無限の可能性があると実感した。 それに向かってどんどん挑戦していけるようになっていきたい。


(将来の自分に期待すること   勝原 敏貴 2006.8.25)
和建築設計事務所でインターンシップを行う前は、地元に戻って就職しようと思ってました。
しかし、青木さんのお話しを聞いて再び考えてみると、東京での就職が将来的に良いのかもしれないと思うようになりました。東京で実務経験を積み、一級建築士を取得し、青木さんのように将来は独立して事務所を開きたいと現時点での理想です。そのためにはゼネコンや設計事務所で勤めて、技術やマネージメント能力を覚えなければいけません。そういう事を意識してこれからの就職活動を頑張っていきたいと思います。
インターンシップでは、就職のことだけではなく、建築の業界のことをたくさん学びました。
日本のサッシュ企業は海外のサッシュメーカーの技術よりも劣っていることや、木材の流通、アメリカの住宅設計の流れ等、大学では学べない多くの体験をしてとてもためになったと思います。また、プロの図面や模型の技術の高さを知ることができ、自分の未熟さを知りました。
インターンシップでこのような体験をし、今の自分に何が必要なのか、また、何が足らないかを確認でき、まだあいまいではあるが、将来何をやっていたいかが分かるようになった。
できれば、事務所を持ち、自分が求める建築を建て、たくさんの人に自分の考える建築を理解してもらえるようになりたいです。